東洋文化系

中国・アジア文化コース

中国・アジア文化コース概要

21世紀を生きる日本人にとってアジアは最も大切な地域であり、中国をはじめとする漢字文化圏は、私たちの文化的アイデンティティの拠り所でもあります。本コースは中国の言語と文化を中心に、日本や東アジア諸文化との関係性も視野に入れながら、文学、思想、民族、歴史などを学びます。また中国語力を活かした留学や就職にも可能性が開けます。

中国・アジア文化コースの教員紹介

系・コース専攻部門の講義紹介

中国・アジア文化史

前期の本講義では、とくに時代にこだわることなく、中国の社会や文化に関することがらをピックアップし、そのテーマ毎に講義を行います。とりあげる各テーマは、中国を学問的に理解する上で極めて重要な問題であり、みなさんにとっては意外な事実や切り口も含まれているかもしれません。ぜひ一緒に中国について学んでいきましょう。なお本授業は、高校地理歴史科教員としての実務経験を有する教員がその知見を活かして行うものです。

中国文学概論

原則として、毎回レジュメを配布し、それに基づいて講義をおこなう。
また、文学の講義であるので、文学作品を読むという作業が必要になってくる。そこで、講義のレジュメだけではなく、翻訳がありかつ比較的短い作品を選択し、別途補助資料として受講生に提供する予定である。その場合はmoodleを利用して配布する。

中国民族文化論

映像資料やプリント資料などを用いて各民族の特徴や知識を習得し、現代中国事情とも関連付けなから、中国における民族文化に関する諸問題について具体的に考える。授業は以下の通りにすすめる。(1)映像資料を用いて民族文化への理解を助ける。(2)プリント及び資料による講義。(3)感想、質問、及び問題意識などを書いて「質問・感想カード」を提出する。(4)次回の授業テーマについて。前期では主に中国西南地区の少数民族文化を取り上げる。

東アジア文化論

東アジアにおける日・中・韓の文化を比較・分析し、文化を相対的・多角的に理解する力を身につける。