研究旅行奨励制度実施報告

イタリア 報告一覧

“異文化”混交のシチリア研究 ―教会建築・装飾における多文化性の現地調査―

この研究旅行では、①聖カタルド教会の詳細な現地調査を行い、特に、上記研究者ディ・リベルト氏による論考のポイントを網羅的に観察・確認しながら、建築と装飾に関する学問的データ収集を行う。また、➁聖カタルド教会とほぼ同時代に帰属する、11~13世紀のパレルモ市内の聖堂、および、パレルモ近郊都市モンレアーレ、チェファル、さらに、イタリア半島南部プーリア州などに点在する複数の聖堂に関してフィールドワークを実施しながら、聖カタルド教会と同様の建築的要素を含む建造物との比較検討を行う。これらの現地での研究調査活動を通して、問題の聖カタルド教会の異文化混交的特徴とその独自性を、より顕著に浮き彫りにしたい。以上、➀と➁の2点が、本研究旅行の主な目的である。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「アルノ川流域図」を歩く―ヴィンチ村からピサまでの自然景観と素描を比較しながら―

医療と「癒し」の歴史研究―古代アスクレピオス神崇拝から近世の歴史を辿る―

古代ローマのモザイク画に描かれた娯楽―世界遺産ピアッツァ・アルメリーナのカサーレ別荘調査を中心に―

朝・昼・夕方・夜の4つの顔―イタリアモザイク装飾から見る光の反射と今後の課題―

ヨーロッパから見る、西欧文化と日本の最初期の頃の出会い ―イタリア側資料にみる天正遣欧少年使節と二十六聖人殉教の事件を中心に―

国境を超える「言語文化圏」を巡る旅 ―イタリア北部の小都市文化の研究―

アメリカ・インディアンの「公的記憶」の創造-国立アメリカ・インディアン博物館の展示分析を中心に-

2015 城丸瑛梨佳、飯田満里奈

<螺旋>意匠の研究――建築と写本装飾にみる西洋文化の型

中世における神の光 フランスのステンドグラス、 イタリアのモザイクを例に