研究旅行奨励制度実施報告

スペイン 報告一覧

2025 渡師遥菜・林田咲

19世紀末スペイン建築に見る自然表現 ~ガウディを中心に~

この研究の目的は、スペインの代表的な建築家の一人であるガウディが自然を建物に表現した理由を見つけることである。外尾悦郎によれば、ガウディの曲線表現や色彩は動物や自然をルーツに持っており、自然の魅力を建築で表現している 。そこでなぜガウディは自然を建築で表現したかったのだろうという疑問が生まれたため、今回の研究に繋がった。語学研修に参加すると同時に研究を行い、主にマドリードの語学学校に通いながら数日間バルセロナに訪れた。現地に行って研究する利点としては、建築物を実際に触れられることや、周辺環境の雰囲気を感じることができる点にある。さらに建築物のモチーフとなっている海や植物を見に行くことによって、国や地域の自然の特徴を見つけることが出来れば、より具体的に建築への影響を見られるという点も現地でしかできないことである。主に4つの建物を調査するが、それぞれ調査するにあたって重視した点がいくつかある。カサ・バトリョでは色彩に注目し、サグラダ・ファミリアでは彫刻のモチーフなどを意識して観察する。またグエル公園で植物を観察し、カサ・ミラにおいては生き物や生物の表現に注目する。
 今回の研究はグループで行うことで、計画的で記録が得意な渡師と社交的で観察が得意な林田が、足りない能力をお互いに補うことが出来るという利点を活かした。また両者の興味がある分野が異なるため、限られた時間の中で考察する際に、より多くの視点を持つことが出来ると考えられる。

中世スペインにおける宗教的マイノリティ ―モサラベとムダッジャンの建築―

2013 足立志穂、梅津美優

天正遣欧使節の足跡を訪ねて:世界を行く四少年たち

http://www.seinan-gu.ac.jp/kokubun/report/2013/adachi/index2.html

2012 丸山綾子

イスラム建築におけるムカルナスの形状とその意味するものの調査―聖と俗、アーチネットの比較を通して―

http://www.seinan-gu.ac.jp/kokubun/report/2012/maruyama/index.html

巡礼の旅~カミノ・デ・サンティアゴ~

2010 立石知里、徳永 悠、森紫央里、萩野栞

ベラスケス不朽の名作 『ラス・メニーナス』の真意を追及する

20世紀シュルレアリスムの画家サルヴァドール・ダリの故郷を巡る