お知らせ
2025年度「戦争をフィールドワークする」の募集について (5/2まで申込可)
本プログラムは、国際文化学部の学生たちが平和構築の担い手として「考える力」「対話する力」を養うため、国内国外に残る近現代の戦争の関連跡地を訪ねてグループでフィールドワークを行い、そうした戦争とわが国との関わりについて考えることによって、現在でも戦争の悲惨さが世界各地に色濃く影を落としていることを再認識し、平和の大切さを実感するために行うものです。
本プログラムは、国際文化学部の学生(1~4年次)を対象にしており、フィールドワーク研修グループを3班組織し、班ごとに指導・引率教員がついて、事前学習、フィールドワーク、事後学習を行うとともに、「戦争」をテーマにした講演会等を開催し「平和」について深く考える機会をもつこととします。特に、今年は終戦後80 年の節目の年にあたります。「戦争と日本」の関わりについて深く学びことを目的として、国内研修プログラムを3つ準備しました。

広島班(指導・引率教員: 柿木伸之教授)(8 月下旬もしくは9 月中旬以降で2泊3日)
- 目的:被爆から80 年の節目を迎えた広島に今も残る原子爆弾の傷痕をたどり、原爆の惨禍の証言に耳を傾けることによって、被爆の記憶を継承する意義について考えを深める。また、原爆が広島と長崎に投下されるに至った戦争において広島が軍都として果たした役割も、軍事施設の跡などから考察する。それを通じて「戦争とは何か」、それとともに「迫りつつある核の危機とは何か」という問題を、自身が他者とともに生きている現在の世界の問題として考える視座を得る。
- 研修概要:平和公園のフィールドワークと公園内の原爆資料館や原爆ドームなどの見学、被爆体験(ないし伝承)者の証言の聴講、旧陸軍被服支廠倉庫跡や宇品港跡など戦争遺跡のフィールドワーク。
鹿児島班(指導・引率教員: 新谷秀明教授、栗原詩子教授)(10 月11ー12 日の1泊2日)
- 目的:鹿児島県内の太平洋戦争関連施設・遺跡を訪れ、実地体験することにより、過去の戦争に関する認識を深める。
- 研修概要:知覧特攻平和会館とその周辺の遺跡(南九州市)、鹿屋市 鹿屋航空基地史料館、掩体壕跡、地下壕電信室跡など(鹿屋市)、砲台跡、トーチカ跡(肝付町、大崎町)
神奈川・東京班(指導・引率教員: 伊藤慎二教授)(2026 年2 月下旬~3 月上旬の平日3泊4日)
- 目的:首都圏に残る戦争遺跡や資料館の現地見学を通して、韓国・中国・東南アジアの人々を戦争に巻き込んだ大日本帝国とその末期の混乱状況について考えます。なかでも特別な機会として首都圏の大学キャンパス付近の戦争遺跡を訪ね、アジア太平洋戦争について考える。
- 研修概要:明治大学平和教育登戸研究所資料館(川崎市多摩区明治大学生田キャンパス)、日吉台海軍地下壕(横浜市港北区慶應義塾大学日吉キャンパス地下)、女たちの戦争と平和資料館(新宿区早稲田大学脇)、陸軍軍医学校跡地人骨出土地(東京都新宿区同)、高麗博物館(東京都新宿区同)。※登戸研究所・海軍地下壕・陸軍軍医学校跡では、現地ガイドを依頼予定。
研修参加希望者は、Moodle国際文化学部掲示板上の「2025 年度戦争をフィールドワークする」窓口にアクセスし、5 月2 日(金)までに申し込んで下さい。
